HTML書式で使用される色彩表示法は、慣れてしまえば簡単ですが、やはり数字を頭の中で色彩に置き換えるのは至難の技と言えるでしょう。
すでにHTML書式用の優れたエディターソフトも開発されていて、モニター画面から色を選ぶだけで簡単に数字に置き換えてくれるようになってきています。 しかし、ある程度の知識を持っておくと、いざ微妙な色調調整をSimpleTextなどのテキストエディターだけで処理しようとするとき便利でしょう。 そこで、色彩表示の基本だけ解説しますので、後は先人の創ったページソースを参考文献として利用して、こんな数字が入るとこんな色に表示されるのかと少しずつ理解していって下さい。 基本は、16進法です。 色彩表示は、モニター画面の蛍光体もしくは蛍光フィルムをRGB(Red-Green-Blue)の光の3原色で調整しますが、とりあえず、各色が256段階に調整できるとすると、0から255まで数えれればよいことになります。 そこで、表示にべんりな16進法が使われるわけですが、ここでは、0から15まで数えられれば何とかなります。もっと高度に調整したい方は、個人学習をお願いします。
黒は、10進数なら R:0 G:0 B:0
白は、10進数なら R:255 G:255 B:255 自然界のすべての色を、この間の数字で表しているだけのことです。 下の表を見てください。
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後は、この0からFまでの数字を、2文字ずつ、68、4A、CEのように組み合わせて、文字が大きくなるほど、R−赤系統の色が強くなったり、G−緑系統、B−系統の色が強まったりするわけです。
光の3原色ですから、色がつよくなるほど明るくなり、すべての色が最大光量で重なると白く表示されるわけです。 私は、特別なことがない限り、33、88、AAなど、適当に区切りのいい数字で代用させています。これでほとんど問題なく、自分の必要とする色が表示できます。 BODYタグの中に、bgColor="#FFFFFF" のように表記した個所があれば、画面全面の背景色が白く表示されます。また、TABLEタグのなかに、bgColor="#FF0000" のように表記した個所があれば、テーブル背景が赤く表示されます。 下の表の、色彩コードと表示色を参考にして下さい。
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色彩表示については、リンダ・ワインマンのWebサイトにカラーパレットがあります。
画像データなので少し時間がかかるかもしれませんが、参考にしてください。
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目 次 | 作成画面 | 色 彩 | 背 景 | TABLE | HTML | DESIGN |