(2)俳句は型から覚えよう
それでは次の基本形へ行ってみよう。 最近の俳壇では少なくなっているが大切なのだ。 さて、「型・その2」 例句 寄せ書きの灯を吹く風や雨蛙 渡辺水巴 ふるさとの沼のにほひや蛇苺 水原秋桜子 真下なる天龍川や蕨狩 富安風生 ひとびとの言葉しづかや初蕨 八木林之助 ●●●●●/●●●●●●や/季語(名詞) 上五 中七 下五 これはかなり難しいが、中七に詠嘆の「や」が付いたもの 名句の極意は、ここでも、上五・中七は繋がったフレーズ しかも、下五の季語と直接かかわりのない内容にすること つまり上五・中七のフレーズで、ある風景なり、人事の場面が 具体的に思い浮ぶように作るのがこつ たとえば、下五句には、 「梅の花」とおいて作ってみよう どうだ、できるかな? (-。-)y-゜゜
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