解説」タグアーカイブ

遺伝子を残す

  

俳句入門書のシリーズの一冊、『鳥獣の一句』の解説部分を引用した。
1月1日から12月31日まで365句。鳥や獣や虫など、生き物に関連した他人の俳句を毎日一句取り上げ、どの句にも実にワクワクさせる解釈を披露していて、ページをめくるごとに心ふるえるひと時をすごすことができる。生き物とその背景(学識、伝説、宇宙感)がほんとに好きなんだな~と感心させられる。

Okuzaka20250411.jpg

365日入門シリーズ⑧ 『鳥獣の一句』

もちろん、奥坂まやは俳人であり、DNAの研究者では無いが、これまでに得た知見からストーリーを組み立て、一句の俳句の世界をこれでもかと謂わんばかりに押し広げ、新しい宇宙を感じさせ、なおかつ、俳句作者の頭上に冠を被せ祝福するがごとく賛辞も送っている。

後半を省略した解説の続きを、もう少し披露したいところだが、図書館や古書店、通販(まだ入手可能)で実物の書籍を手に入れ言葉の媚薬を味わってもらいたい。

さて、「4月15日」のページで解説されているこの俳句は何だろう。
つまり、俳句上級者には、一句の解説を読んでから該当俳句思い出すといった遊びにも使える。ヒントは、季語「百千鳥ももちどり」(春)である。
もうひとつヒントは、と問われれば、作者は「飯田龍太いいだりゅうた」である。

答えは、

雌蕊(めしべ)、雄蕊(おしべ)、囃す(はやす)の漢字が読めなかったという人がいるかも知れない。しかし、辞書や電子辞書を引き、慣れるのが一番。

ベランダのブルーベリーの花が咲き始めた。毎年、花の蕾を狙って小鳥がやって来て騒がしいのだが、一雨過ぎたら受粉を手伝ってやろうと思う。

BlueBe20250411.jpg

ブルーベリーの花

  書 名:365日入門シリーズ⑧ 『鳥獣の一句』
  発 行:2014年(S54) 2月4日
  著 者:奥坂まや
  発行所:ふらんす堂

  ブログ記事(ふらんす堂編集日記 By YAMAOKA Kimiko)
  LINK:https://fragie.exblog.jp/21389653/


saten_logo80s.jpg