日本人なら、これまでに一句や二句、五・七・五音の俳句を作ったことがあるでしょう。
それが名句か否かは別問題・・・
しかし、素敵な俳句を、何かのきっかけにつぶやけたら、もっと人生が豊かになると思いませんか?
たとえば、携帯にお気に入りの俳句を入れて、季節の変化を楽しみましょう。
芋の秋湧いて泪のふたみつぶ 藤田湘子
掲載句は、わたくしの師匠の湘子(しょうし)先生の作。男性です。
初心者なら「涙の湧いてきたりけり」とするところを、下五に「ふたみつぶ」と具体的なイメージを描いたところがさすがです。
里芋畑をわたる秋風を、あなたはご存知ですか?
句集「一個」より。
Memo:再掲(元、土曜日, 6月 13th, 2009)

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