WordPress 4.7 up

Safariで、ログインすると、
「WordPress 4.7 が利用可能です。更新してください。」

と表示されたので、更新作業を行う・・・

今回もほぼ自動更新。

プラグインも更新。

WordPress 4.6.1 up

Safariで、ログインすると、
「WordPress 4.6.1 が利用可能です。更新してください。」

と表示されたので、更新作業を行う・・・

ほぼ自動更新。

プラグインも更新。

後から、利用していないテーマ3種も更新しておいた。

wp461up2

WordPress 4.2.2 up

WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェアである。

PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している。

単なるブログではなくCMSとしてもしばしば利用されている。

b2/cafelogというソフトウェアのフォーク(後継)として開発、2003年5月27日に初版がリリースされた。

GNU General Public License(GPL)の下で配布されている。

主な特徴
◎ PHPによる動的なページ生成
◎ 標準添付のテンプレート等がウェブ標準に準拠
◎ 記事への複数カテゴリー設定に対応
◎ カスタマイズ可能で検索エンジンフレンドリーなURL
◎ テーマによる簡単なデザインの切り替え
◎ プラグインによる拡張機能
◎ WYSIWYGによるエントリ編集
◎ 投稿スラッグによるパーマリンクURL作成

現在の最新版 Ver.4.2.2 (2015年5月22日現在)

wp422up

 

「見る」と「視る」とは、違うと気付いたその後が大切

Peo2014a

 

瀧の上に水現れて落ちにけり   後藤夜半

        句集『翠黛』三省堂

 

共同通信(2014.08.11)によれば、「東京大と慶応大の共同研究チームが、1兆分の1秒よりも短い時間ごとの連写撮影ができる世界最高速のカメラを開発した」とのこと。

つまり、1兆分の1秒(1ピコ秒)の世界を画像にして、物質の生成や変化を確かめることができるようになったとも解釈できる。

宇宙の彼方の物質は、分光学や電磁波を利用して「観る」すなわち観測できるようになった。そして、分子レベルから原子レベルへと、視野は広がり、深まりつつある。

これまでも高速度カメラを用いれば、水の流れを止めたり、その瞬間、瞬間を描画できたのだが、水の分子より挙動の不安定な水素分子まで観測することができるに違いない。

さて、高浜虚子編の『季寄せ』や稲畑汀子編の『ホトトギス新歳時記』から「滝」の例句を繙けば、まず出て来るのが後藤夜半の「瀧の上に」である。

虚子や山本健吉の批評によって、すっかり名句と知れ渡り、現代俳句に詳しい俳人なら、「瀧の上に」の俳句を知らないはずはなかろう。

人間の目で滝を見て、その後、もっと「観る」、あるいは「視る」ことに心を砕けば、確かにそこに、これまでとは一味も二味も違った世界が顕現してくることに気付くはずである。

たとえば、テレビ番組などで、超能力者による「透視」事例を紹介するものがあるが、あれほどの能力は無くとも、一般人でも、誰でも、何かを見た時に、もう少し、そのもの事態を観察する気持ちで見ることに心を砕けば、今までとは違った何かが視えてくるのではなかろうか。

「よくみる」こと。そして、何かを心に停めること。

これができそうで、中々できない。たった一つのことなら、覚えてもおけるのだが、自分の毎日の生活の中で、あらゆる場面に応用しようとすると、至難の業になる。

そこで、一日に一つから二つ、二つから三つと、増やしていくのが最前の方法とも考えた。

目の前を通り過ぎる物体を、「あ、トンボ」から、「あ、オニヤンマ」、「あ、胴体に、忘れな草の花のような色のあるオニヤンマ」、「あ、胴体の一部に鮮やかな勿忘草色、眼は半透明の緑青色のクロスジギンヤンマ(黒条銀蜻蛉)」と。

実は、そこから、もう一歩踏み出して、視ることができれば申し分ない。

虚子の「客観写生」のその向こうには、何が視えたのだろう。

蜻蛉のさらさら流れ止まらず      高濱虚子

とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな   中村汀女

芭蕉は、「物の見えたるひかり、いまだ消えざる中に云ひ止むべし(三冊子)」と言っている。

トンボは物である。太陽の光を受け、昆虫の外骨格や羽が可視光線を反射して、人間の網膜にトンボの動くカタチとして映し出される。網膜や脳細胞のシナプスからその映像が消える前に、私たちは感じた何かを言葉に変え、記憶していく。映像だけより、言葉に変えて同時に蓄積しておくほうが、記憶力は何倍も増すだろう。

俳人は、「蜻蛉(とんぼ)」と聞いただけで、季語の蜻蛉を思い、蜻蛉のいくつかの例句とその情景、自分の過去の蓄積映像や画像を頭の中で反芻している。

作句歴が長ければ、自分の作った蜻蛉の句も思い出し、より鮮明に作句時の映像が浮かんできているかもしれない。

それだからこそ、物のその向こうに光るナニモノかを捉え、自分に納得できるモノや感覚として一度は掴んでおきたいと思う。

毎日見過ごしそうな物達を、一瞬でも力を入れて視る、あるいは「捨て眼」として、その時は必要とせずとも、後から記憶の糸をたどって思い出せる映像として、心ふるわせ、どこかに仕舞っておきたいと思う。


参考:

後藤夜半(Wikipedia)「滝の上に水現れて落ちにけり」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%8C%E8%97%A4%E5%A4%9C%E5%8D%8A

『日本新名勝俳句 : 懸賞募集』大阪毎日新聞社[ほか]

オオカミが来たと叫び続ける理由は何?

jma20140810a

気象庁の発表する台風情報を見ていると、秒速15m以上の強風域(黄色の円内)とか、秒速25m以上の暴風域(赤の円内)があるが、その範囲があまりにも大きすぎると思われる。

実際に台風が過ぎ去って、大した風もないのに暴風域だとか、ほとんど風も無いのに未だに強風域のようにテレビニュースに、こんな画像が使われるたびに、その信憑性の無さに、気象庁の観測網はいったいどうなっているのだろうと不思議でならない。

実際、同心円で風速を示すことにどんな意味があるのだろう、

本来は、もっと楕円やいびつな円形であっていいはずだし、これまでの観測実績を高性能コンピュータで解析させれば、その範囲が正確で小さな円になるだろう。

赤道周辺で発生した何日も前から、大型台風だ、大型台風だと言い続け、実際は、今年のように、台風圏そのものより、気圧配置によって太平洋から吹き込む風によって、はるか離れたところで集中豪雨が起こっていたりする。

現在の台風情報では、暴風域を円形で示し、この円内は暴風がいつ吹いてもおかしくない範囲とするようだが、この表示に決めた時と現在では、気象予測コンピュータの性能が著しく向上しているはずだから、もっと現実感のあるものに改めないと、誰も信じなくなってしまうだろう。

誰もが求めるのは、正確な情報に他ならない。

地震予知に比較すれば情報量も多く、衛星画像から得られるリアルタイムな映像と地上の気象観測所の情報を駆使すればいいと思うのだが、素人考えだと笑われるだろうか・・・それとも、日本国の気象庁もそんなに人材不足なのかと?


 

参考:気象庁、台風の大きさと強さ

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html

 

 

人類の次なる大きな飛躍のために

next-giant1969a

今年4月、オバマ大統領は、2030年代半ばまでに火星軌道に宇宙船を送り、その後、火星への着陸も目指したいと発表した。

かつて、米国のアポロ11号が月面周回軌道に乗り、切り離された機械船「イーグル」が月面に到着したのは、今から45年前。ニール・アームストロング船長が、月面に歴史的な第一歩をしるしたのは、日本時間の1969年7月21日午前11時56分のことだった。

That’s one small step for  man, one giant leap for mankind.

米政府は、有人火星探査の実現に向け、NASAの宇宙政策に60億ドルの追加予算を計画している。(追加だからこんなものか、とても足りないはずだ)

NASAは、「Next Giant Leap」キャンペーンを展開中。

火星までの距離、約6000万キロ。月までの約38万キロと比べれば、その困難さが想像できるだろう。もし往復するとしても、約3年は必要と言われている。最も問題なのが、火星の重力であり、着陸するにしても、再発進するにしても、月とは比べ物にならない燃料が必要となる。

火星には、スペースシャトルが地球に帰還する時のような滑走路もないし、機械船が安全に軟着陸できる保障は無いと言えるほど難しい。

(月面着陸でも、予想を越えて飛び過ぎ、有人操作で着陸している)

それでも、夢のために、きっと誰かが火星に向かうだろう。大昔、マゼラン一行が地球一周を果たしたように。全員が帰ってこれるとは思わない。極寒の火星に、初期南極越冬のような滞在が始まり、何年か、何十年かして、その中の一人が地球に還ってくることになるかもしれない。

どうかそれまで、この地球が、無事に人間の住める遊星でありますように。

ああ、されどワードプレス(WordPress)

wapuu2014a

 

WordPressのフォルダ設定がうまくいかない。

サーバ上の初期設定でデータベースを作成した時、名前変更なんて後で簡単にできるだろうと考え、適当な名前にしたのがいけなかった。

Transmitでフォルダ名を変えても、今度は画像のアップロード環境との不一致がおこり、名前変更か何かの問題が発生しているようで、全く手に負えない。

時間を掛けてゆっくりあれこれ試すのも嫌なので、結局はこのまま、ダマして使うほかないのかも・・・

しかし、こんな時は、近くに気軽に相談できる人がいるといいのだが、Wordpress関係の書籍を買って来て、参考にしながらあれこれやっていると、レンタルサーバーの種類が違ったり、初期設定のフォルダ名が決められていたり、本の解説と違う状況に直面すると「うっ」と、立ち往生してしまう。

そう言えば、昔、CGソフトのレンダリング方法で、解説書のようにうまくマッピングできなくて2日もてこずり、とうとう諦め長距離電話で尋ねたら、

「これはソフトのバグですね。次のバージョンで直します。」

とすぐに返答、原因が相手側にあったのには、怒髪天を突いたものだった。

コンピュータ関係のプログラムは、正確さが求められる。人間に頼むように、少しあいまいなお願いをしても、こちらの気持ちを推し量ってまで、あれこれ相談に乗ってくれることは少ない。

音声検索の『Siri』が、

「あまりお役に立てなくて済みません。」

と答えるくらいが、最近のソフト事情であり、まだまだ WordPressのデータベース変更までは手伝ってくれない。哀しいことだが、非常に残念でもある。


参考:「わぷー(Wapuu)」は、カネウチカズコさん著作による、

ja.wordpress.org の公式キャラクター。

参考: WordPress 日本語ローカルサイト

http://ja.wordpress.org/

 

大腿骨は武器になる

thighbone2014a

スタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」は、不思議な映像から始まった。

猿なのか類人猿なのか、人間の祖先なのか分からないが生き物が、両手が使えることにより、何かの骨を拾って武器として戦い出す。

その骨を空に投げ上げると、高く高く飛んでスペースシャトルへと変化する。

たったそれだけで、10万年くらいの時間が、10分足らずに省略されてしまう実に見事な映像だった。

後に「モノリス」と呼ばれる真っ黒い正体不明の物体の不可解さ。神とも宇宙人とも呼べないナニモノかの意思がそこにあり、生き物の世界が急速に変化する

この映画が、1968年公開とは恐れいるが、アメリカは月世界への一番乗りを目指して莫大な巨費を投じていたことが、今さらながら夢物語のように思えてならない。

アポロ計画では、アメリカ合衆国大統領 ジョン・F・ケネディが、「1960年代中に人間を月へ到達させる」との声明を発表し、それを実行したが、まさにその期間と一致するように、この映画も作られている。

軍需産業には湯水のように経費が注がれるが、そのおこぼれは、産業振興や芸術や文化振興にも、人材流出の形で広く浸透していく。

しかし、その元になる軍需産業そのものを捨て去り、その経費を初めから人間の幸せのために使うことがどうしてこんなにも困難なのだろう。

「人間の幸福」を求める権利などではなく、何か歴然たる名目が必要な国家予算とは、この体の中の大腿骨の脆さにも似て、武器にもなるが宇宙船にもなる、為政者の心のありようで簡単に変わってしまうものらしい。

Esa-Pekkaのインスピレーション

EsaPekka-2014a

フィンランドの現代音楽作曲家、指揮者エサ=ペッカ・サロネン(Esa-Pekka Salonen)が、iPadのコマーシャルに登場している。

現代音楽と言えば、シェーンベルクや武満徹のイメージから、ピアノに向かいながら五線譜に万年筆で楽譜を書いていくものだと思っていたが、やはり時代は進化している。

そう、武満だって五線譜を使わず、奇妙なグラフィックを使って演奏者に指示していたこともあった。

1958年生まれのエサペッカだって、当然、最先端技術やガジェットを駆使したって可笑しくはない。否、アップルのiPadが、やっと作曲家や演奏家にも利用できるハンドヘルドのコンピュータに進化しただけのことである。64ビットだもの。

それでも、何だか少し嬉しい。片手に乗るほど小さな機械をピアノ代わりに使って音を確認したり、シンセサイザーのように採譜に利用したり、Notionアプリを使って編集したり、譜面台のように広げて?みたり・・・

モチロン、「Esa-Pekka Salonen – Composer」の楽曲も、iTunesから購入できる。

そして、今なら30分弱のヴァイオリン コンチェルトが無料でダウンロード可能。

一度お試しあれ。

http://www.apple.com/jp/your-verse/orchestrating-sound/

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追伸2018.10.17:上記のiPadの紹介サイトへのリンクはすでに終了。

iPadでの作曲の様子は無いけれど、Esa-Pekka Salonenの音楽は、

Youtubeからも聞くことができる。

Esa-Pekka Salonen, Violin Concerto (2009), Leila Josefowicz and the Philharmonia Orchestra, digitally released 26 May 2014.